6.19は THE MATCH 2022 が東京ドームで開催されます
メインは 天心vs武尊。世紀の一戦とも呼ばれています
K-1のカリスマ武尊とRISEの神童那須川天心、長年ファンの間ではどちらが強いか?
という議論が飛び交っていました。
2015年から始まり、進捗がほとんどないままファンの中では「賞味期限切れ」や「熱が冷めた」などの
声が挙がり始め、2021年末、榊原CEOから突然のビッククリスマスプレゼント。
決して交わる事のないと言われていた両者と両団体。
色々な壁を乗り越えていよいよ実現するわけですね!
ここで両者の出会い~試合決定の現在までの物語を詳しく深掘りしていきたいと思います
両者のプロフィール
武尊

名前 | 世川 武尊(せがわ たける) |
通称 | ナチュラル・ボーン・クラッシャー |
階級 | スーパーバンタム級(55kg) →フェザー級(57.5kg) →スーパーフェザー級(60.0kg) |
身長 | 168cm |
体重 | 60.0kg |
誕生日 | 1991年7月29日 |
出身地 | 鳥取県米子市 |
所属 | K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST |
戦績 | 40勝1敗(24KO 16判定) KO率60% |
獲得タイトル | 全中国アマチュアキックボクシングトーナメント2007 バンタム級 優勝 西日本プロアマキックボクシングトーナメント2009 ライト級 優勝 第114回、第115回、 第116回、第160回新空手道交流大会K-2トーナメント 軽量級(-60kg) 優勝 初代Krush -58kg級王座(防衛3度) 初代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王座(防衛1度) 初代K-1 WORLD GPフェザー級王座(防衛1度) 第4代K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王座(防衛2度) |
ファイトスタイルはインロー、前蹴りで距離を調整しつつ、詰めて左右のフックで仕留めるパターンが多い。
当てられてもガンガン前にでて圧をかけつつパワーで押し込む。
気持ちが強く、また無尽蔵なスタミナを持つ。
ちなみに唯一の敗戦は2012年のKrush.19にて現RISEファイターの京谷祐希にTKO負け。
那須川天心

名前 | 那須川天心(なすかわてんしん) |
通称 | 神童 |
階級 | RISEバンタム級(55.0kg)・フェザー級(57.15kg) スーパーバンタム級・フェザー級(ムエタイ) フライ級(総合格闘技) |
身長 | 165cm |
体重 | 55.0kg |
誕生日 | 1998年8月18日 |
出身地 | 千葉県松戸市 |
所属 | TEPPEN GYM |
戦績 | キックボクシング 41勝0敗(28KO 13判定) KO率68% 総合格闘技 4勝0敗 |
獲得タイトル | 極真空手(松井派)2009国際青少年空手道選手権大会10歳男子-40kgの部 優勝 極真空手ジュニア世界大会2009 優勝 アマチュアキックボクシングKAMINARIMON-35kg級王者 Bigbang 50kg級王者 Bigbang 60kg級王者 全世界アマチュアムエタイ金メダル ムエロークジュニアトーナメント 2010 優勝 M-1ムエタイチャレンジ40kg級王者 M-1ムエタイチャレンジ45kg級王者 M-1ムエタイチャレンジ50kg級王者 初代MAキック Jr. 42kg級王者 藤原敏男杯 2012 全国大会 50kg級 優勝 藤原敏男杯 2013 全国大会 55kg級 優勝 その他多数 プロキックボクシング第6代RISEバンタム級王座 BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015 優勝 ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王座(2016年) RIZIN KICK ワンナイトトーナメント2017 優勝 初代RISE世界フェザー級王座 ISKAフリースタイルルール世界フェザー級王座(2019年) RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 優勝(2019年) |
武尊がパワーなら天心はスピードとテクニック。
とにかくハンドスピードが早くステップ、当て感、打撃の精度が全て高い。
ファイトスタイルから判定が多いと思いきや、切れ味の鋭いカウンター、蹴り技でのKO勝ちが多い
パンチも蹴りも引き出しが多く「三日月蹴り」「胴回し回転蹴り」「バックスピンキック」でのKOも。
武尊とは真逆で距離を測り、当てさせないで当てるスタイル。
RIZINではMMAにも挑戦していて4戦全勝。
2015年 二人の確執の始まり
8月1日 天心から武尊へラブコール
2015年8月1日、キックボクシング団体のRISE・REBELS・ビッグバンの3団体が立ち上げた団BLADE。
このBLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kgトーナメントで那須川天心は出場し、現RISEバンタム級王者の鈴木真彦、元SB王者で現在はONEで活躍している内藤大樹を破り優勝します。
その優勝後のインタビューから二人の物語は始まります。
那須川天心は「全試合KO勝ちで優勝すると言ってしまったので、その公約を果たせてよかった」
「55kgでやりたい選手が一人います。K-1の武尊選手ですが、かかってこいやって感じです。全試合KOなので僕の方が上だと思っています」
当時の那須川天心はキック界では有名になりつつありますが、世間一般的にはまだまだ知られていなく、知名度では武尊のほうが遥かに上でした。
8月5日、武尊はKrush-58Kg王者のベルト返上の記者会見にて那須川天心のラブコールにアンサーを返しました。
武尊「人づてでそういう話は聞いたんですけど、正直K1の世界チャンピオンになってから世界中から”武尊”倒したいという声が上がっているが、その中の一人にしかみていない」
「K1で試合が組まれるならいつでもやってやる、倒せる自信はある」
11月21日 K-1 WORLD GP 2015に天心が来場、対戦直訴

K-1 WORLD GP -55kgタイトルマッチでチャールズ・ボンジョバーニに2R、KO勝ちで王座防衛した武尊。
試合後のリング上でのマイクが「僕、大みそかめっちゃ暇なのでよろしくお願いします」と大晦日RIZIN参戦をアピール。
武尊が退場して行く途中、花道で待っていたのが天心。「大みそかで戦いましょう」と対戦を直訴。
その後の記者会見で那須川戦の事を質問されると「組まれればやります。組まれたらいつでもやります」と答えました。

大会を観戦したRIZINの榊原社長は武尊の参戦アピールを「武尊選手がスタンバイOKならもちろん受け入れたい」と話しました。
12月31日大晦日 RIZINに武尊が出場

大晦日RIZINに出場を果たした武尊ですが、対戦相手は天心ではなく
中国人ファイターヤン・ミンと対戦し見事KO勝利します。
しかしみんなが期待していた天心戦への発言はありませんでした。
2016年 那須川天心がRIZIN参戦
2016年の年末のRIZINに那須川天心が電撃参戦。
しかもキックボクシングではなく、”総合格闘技”での参戦。
さらに12月29日大会、12月31日大会と中1日しかないにもかかわらず、MMAで2勝0敗の戦績を残します。(パウンドTKOとニンジャチョーク)
このRIZIN2連勝が那須川天心の知名度を一気に上げました。

試合前の会見では記者に武尊の事を問われ天心は
「今はそこまで意識していません」
「対戦が組まれれば僕はいつでもやります。やるならRIZINでやってもいいかなと思います」
一方武尊は2016年もRIZINに出場を予定していたが怪我のため欠場となった。
天心が知名度を上げたことにより、ファンの対戦の待望論、どちらが強いか議論が
熱を帯び加速していきます。
もしも怪我をしていなかったらここで実現していたかもしれませんね!!
2017年 歯車は噛み合わず実現は遠のく
2016年を最後にRIZINとK1の友好関係が途絶えます。
最大の障害「団体間の問題」
魔娑斗などが活躍していた「K-1」は谷川貞治氏が設立した「FEG」によって運営されていたが、現在の「新生K1」と言われている団体は株式会社M-1スポーツメディアによって運営。現体制では選手との契約が他団体に出場できない“独占契約”となっています。
UFCのような感じですね。
K1側の独占契約が実現の最大の障害になっていきます。
那須川天心、年末RIZINに連続参戦

2017年12月31日、天心はRIZIN KICKワンナイトトーナメントに出場し、優勝します。
リング上のマイクで注目の発言をします。
「皆さん誰と見たいですか?」と会場に問いかけ、会場のファン「武尊ー!!」
「皆さんのこの歓声の声が答えだと思うんで、是非来年中にやりましょう!トーナメントでもワンマッチでも何でもいい。ファンが望むカードをやるのが格闘家。僕は格闘家として生きていくと決めたので、ファンに求められる試合をします」
RIZIN榊原社長も「武尊戦は長く言われすぎたので、たとえ実現したとしてももう今日と同じ熱量は作れないと思う。場所はK-1さんがやりたいというならK-1で問題ありません。こちら側の準備は整っているので、あとはK-1さん次第」とコメントしました。
2018年 実現はさらに遠のいていく
K1が天心サイドとRIZIN運営を民事訴訟

2017年大みそかのRIZINキックトーナメント後の天心のマイクの内容が
「営業妨害にあたり、イメージダウンによってスポンサーが離れた為」、と
天心サイドとRIZIN運営を民事訴訟。
この事件からしばらくの間天心、RIZINからの武尊戦の言及はなくなっていきました。
武尊も恐らくK1から圧力をかけられ、自由に発言できないのでは?
という時期が続きました。
2018年12月8日 止まっていた歯車が動き出す

武尊が2018年12月8日に開催された「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」で皇治選手と対戦し、激闘の末判定3-0で勝利、その後のマイクに注目が集まりました。
「やっぱり団体の壁とか色々あるんですけど、正直わかってますよ。正直、実現するのは滅茶苦茶難しいことなんですよ。」
「時期はわからないんですけど、僕は必ず実現させようと思ってるんで。そして、実現させるだけじゃなくて、僕は勝つ気でいます。」
最後まで”天心”というワードは発言しませんでした。
この辺りからファンの間では「武尊は逃げている」「ニゲル」などと誹謗中傷的な発言が
目立つようになってきました。
2018年12月31日 那須川天心、メイウェザーに敗北

3年連続RIZIN大晦日出場となった天心。
相手はプロボクシングの元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー選手。
結果は残念ながら1RTKOとなりました。
”エキシビジョン”マッチなのでプロ戦績に1敗は刻まれませんでした。
2019年 天心からのメッセージで武尊のSNSが加速
天心、敗戦後のRIZIN CONFESSIONSでメッセージ

メイウェザー戦の敗北から2か月後、RIZIN公式youtubeの「RIZIN CONFESSIONS #32」
が公開されその中で注目の発言をしています。(33:50~あたり)
「それをやるんだったら東京ドームしかないですよね」
「自分の願望的に、東京ドームでやりたいですね、じゃないとやりたくないかなっていう。」
「(先方が)形だけで言ってるのか、本当に言ってるのかっていうのが、まだわからない状況なんで。でもまあ本当に自分は別に受けて立ちますけどね。」
「ドームを押さえろ!」
武尊、Twitterにてアンサー

東京ドームで会いましょう。
また8月31日にはこのような発言も。

2019年9月16日 再度天心からメッセージ
天心はRISE WORLD SERIES 2019に出場し、決勝で志朗選手を下し優勝しました。
この試合後のマイクで再度武尊へメッセージを送ります。
那須川天心vs志朗 2019.9.16 (23:10くらいから)
「武尊選手、それとK-1の陣営に一つ言いたいことがあります。」
「僕は格闘技界を盛り上げる為に頑張っています」
「みなさんの声に応えるのが選手だと思いませんか。」
「ボクは逃げも隠れもしない。SNSで書き込んだりするんだったら、さっさと正式な話をください。俺は待ってます。」
これに武尊はアンサーします。

今思えば武尊はこのあたりから実現の為にずっと水面下で動いていたと思われます。
言いたくても言えない状況や、一部のファンから「逃げてる」
などと言われ、一番つらかった時期と思われます。
この後も武尊は「大人と話しあっている」「実現に向けて動いている」などと
SNSやyoutubeで発信しますが2019年は進展はありませんでした。
2020年 止まっていた時計の針は動き出す
3月22日 K’FESTA.3にて武尊が感情爆発

さいたまスーパーアリーナで開催された「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」
元ムエタイ王者のペッダム・ペットギャットペット選手にKO勝ち。
勝利後のリング上のマイクにて涙を流し、感情を爆発させて語りました。
「大変な事っていっぱいあると思うんですけど、格闘技は本当に人にパワーを与えられるスポーツだと思っていて。こんな状況だからいろんなこと言われますけど、格闘技って凄いスポーツだと思うので、格闘技でもっとたくさんの人にパワーを与えたいと思います」
「本当は言うなと言われていたんですけど」
「団体とか関係なく、日本中世界中もっとでっかくもっと元気にしていきたいし、もっとパワーを与えていきたい」
「でもたくさんの人の応援があってこことですので、格闘技全体を応援してもらって、必ずでかい大会やりますので、そのときはK-1とか他団体とか関係なく、みんなで応援してみんなでパワーもらって帰って下さい。それに向けてがんばります」
「格闘技最高!」
発言の内容から読み取って予想しますと、まだ実現への進捗が進んでいないように読み取れます。
自由に発言できないもどかしさも伝わります。
そしてこの時期皆さんご存じの”新型コロナウイルス”が世界中に猛威を振るいました。
この大会K’FESTA.3はコロナ流行の中開催したことにより、ニュースにもなるような
バッシングを世間からうけます。
このような事が重なって武尊の感情が爆発したんだと思われます。
また解説席に座っていた元K1選手の魔裟斗はこう発言しました。
「選手のやりたい試合を叶えてあげるのが大人の役目」
「武尊の格闘技人生悔いがないようにやらせてあげたいと思うので、武尊のやりたい試合、言わずともみんなわかってることですけど、やれるチャンスがあるなら、叶えてあげたいと思います」
武尊の「格闘技最高!」には個人的に驚きました。
今まではずっと勝利後は「K1最高!」で締めていたので。
2020年8月、皇治がRIZINに移籍
K1選手の皇治がRIZINに電撃移籍。
K1の独占契約をお金の力で解決して(家一軒くらい買える値段)
移籍会見を開きました。
会見で皇治は「武尊 vs. 天心を実現するためにここにきた」と発言しました。
これに対して武尊が怒りのアンサーを返します。

そして2020年9月27日に行われたRIZIN.24にて
皇治vs那須川天心
が実現。試合内容は天心の3-0判定勝ち。
KO決着ではなかったけれど、ほぼ何もさせない一方的な展開で終了しました。
試合終了後の記者会見で皇治は
「負けた俺が言える立場じゃないけど、二人とやった俺が言えるのは、武尊の方が強いと思うし、武尊は逃げてないと思う」とコメントしました。
皇治は RIZINにくれば天心と試合できる と伝えたかったのかもしれませんね。
2020年12月31日、ついに実現へ向けて大きく動く
12月31日、大晦日恒例のイベントRIZIN.26にて武尊が来場!
カメラにもアップで映し出されました。

この日那須川天心VSクマンドーイ・ペットジャルーンウィット戦が行われ
判定3-0で勝利。試合後のマイクでこう発言しました。
「今日、会場に武尊選手、来てくれてありがとうございます。何も決まっていないですが、一緒に格闘技を盛り上げましょう」
そしてリングを降り、帰り道に武尊とグータッチ後に会話をしています。

また大会終了後の囲み取材で武尊は「中立なリングをつくってやりたい」と語りました。
K1プロデューサーの中村拓巳氏もこの日のTwitterにこう書きました。

この日の流れから試合実現への交渉がおおよそ纏まって
武尊もある程度自由に発言できるように許可が下りた、と思われます。
2021年 「世紀の一戦」が実現へ
2021年1月19日,RIZIN CONFESSIONS #63が公開

RIZIN公式youtubeのRIZIN CONFESSIONS #63が公開され、大晦日の
出来事の両者の声や榊原社長のコメントも公開されました。
RIZIN CONFESSIONS #63を観る
※5:30秒あたりからです
武尊のコメント
「何かしらの意思表示と言うか、ぼくの気持ちを伝えたくて会場にお邪魔させてもらいました」
「やっぱりこのカードをやらないと、僕は格闘技人生だけじゃなく、人生を後悔する」
「お互いの気持ちはわかってるし、特に言うことはないんですけど
リングで向かい合うのが楽しみだなって、僕は楽しみです」
天心のコメント
「本当に何も決まってないんでわかんないですけど、気持ちは変わらない」
「今までそういう事が(試合を観に来てくれる)一回もなかったじゃないですか」
「それが(天心vs武尊)ちょっとでも近づいたって事が大きな一歩」
「(武尊が)”待たせましたね”みたいなこと言ってたんで”うっす”って言いましたね」
また榊原社長はこの動画でこちらからは(K1に)常に色々な形でラブコールを送ってた
と発言しました。
2021年3月28日、K1の大会に天心が来場
2021年3月28日に開催された「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 DAY2~」
で武尊はレオナ・ペタス選手と対戦、KO勝利しました。
この試合に天心が来場し、観客を沸かせました。

武尊は勝利後のマイクで
「そして今日、会場にスペシャルゲストが来てくれているんで。那須川天心選手、ご来場ありがとございます。K-1へようこそ」
「天心選手も世界中の強豪を倒し、世界最強を証明している日本人の一人だと思うんで、天心選手と最高の舞台で最高の試合を僕はやりたいと思っているんで。本当に長い間、お待たせしましたけど、この試合は格闘技界にとってもスポーツ界にとっても日本にとっても、めちゃくちゃパワーになる試合になると思うんで、絶対やろうと思っているんで、ぜひ天心選手、よろしくお願いします」
初めて本人の前で対戦表明した形になりました。
両者のお互いの舞台での来場で実現間近か!?と思われましたが
この試合でちょっとした事件が起きました。
それが”武尊の拳の怪我”になります。
2021年6月13日、RIZIN.28が東京ドームで開催
2021年6月13日に、東京ドームでRIZIN.28が開催されました。
余談ですが、朝倉未来vsクレベル・コイケで、朝倉選手が失神一本負け。
かなりの衝撃でした。

実はこの大会、当初「天心vs武尊」を予定してドームを押さえたが、
”武尊の拳の怪我”によりRIZIN.28にすり替わった、と榊原社長はのちに明かしました。
2021年後半、なかなか決まらない試合
6月の試合が流れたことでファンの間からは12月に実現か?
との声がちらほら上がり始めました。
そんななか、10月に日刊スポーツが「天心vs武尊 消滅か?」
という記事を上げました。
武尊がTwitterでコメントを残しています。

この時点では予測ですが、試合自体は合意したものの
ルールや体重などで折り合いがついていないのかな?と思いました。
勝敗を左右する大事な部分なので。
また榊原社長はRIZINの会見を開く度に
記者に「天心vs武尊」の質問を受けますが自称”ノーコメントおじさん”
を貫きました。
12月に入り、天心のTwitterも注目を集めました。

決まりそうで決まらない、もどかしさの様な訴えですね。
あと一歩のところが難航していそうです。
武尊も二日後に反応しています。

また12月23日に凄く意味深な投稿をしています。

和訳で”待ちきれない”
2021年12月24日、最高のクリスマスプレゼント
突如として開かれた記者会見、そして”最高のクリスマスプレゼント”が届きました。
榊原社長曰く、前日にようやく決まったらしいです。
両選手のTwitterも注目を集めました。
「世紀の一戦」の大会名は THE MATCH 2022
2022年、6月19日に東京ドームにて長い闘いが完全決着します。
<<THE MATCH 2022大会情報はこちら>>
まとめ
個人的な感想になりますが、実現までに5年以上、それまでにさまざまな
出来事が起こりました。
一番の障害はやはり”団体間の問題”ですね。
この試合は両者の思いと知名度、ファンの力、そして武尊選手の地道な交渉。
RIZIN、K1、RISEが少しずつ歩み寄ってやっと実現した事になります。
時代は違いますが、個人的には「魔裟斗vsKID」を超えるカードです。
実現までの経緯を考えると非常に感慨深いものがあり、凄くドラマチックでした。

武尊がRIZINの花道を再び歩いている映像が映った時には鳥肌が立ちました。

”完全決着”なので2回目はないでしょう。
那須川天心はボクシング、武尊は勝っても負けてもキックボクシングをこれ以上
続けるとは思えないです。
勝者は一人、どんな結果になっても悔いのない戦いをして欲しいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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