「週刊ポスト」2022年5月20日号の記事で、RIZIN榊原信行社長の「反社交際音声」の流出
トラブルが掲載されました。
ファンの間では迫る6.19「天心vs武尊」の開催に影響が出るんじゃないか、と
懸念されています。
ようやく実った”世紀の一戦”、このタイミングで最後の難関か!?
トラブルの登場人物
榊原信行:RIZIN社長。Yが反社と付き合いがあることを認めている。最初の取材で口止め料500万円をXに渡してしまう。
のちのちそれが恐喝と判断、刑事告訴。
仲介者の女性:榊原社長の大学の同級生。榊原社長とXを繋げる。
X:ジャーナリスト。格闘技関係者の間でヤバい音声データが出回り、それを入手。榊原を取材
しに行き、その時に口止め料500万円を受け取る。
Y:今回の騒動の中心人物。反社と付き合いがあると噂されている。RIZINの裏方の仕事を担当。自身が反社ではないと明言。
謎の知人:音声データで榊原社長と会話している人物。Yが反社勢力と繋がりがあることを榊原社長と電話で話している。
時系列で解説
2020年3月 榊原社長と謎の知人がYについて電話で会話
謎の知人「YさんはなんでRIZINの名刺を持ってないの?」
榊原「コンプライアンス的な問題でよろしくない。本人も自覚している。名刺を持って動くのではなく、裏方で動いてもらっている」
謎の知人「Yさんは反社勢力と繋がりあるの知ってるの?」
榊原「知っています」
※こちらの音声が録音されています
2021年12月 榊原社長の大学の同級生の女性から電話
「Xというジャーナリストがヤバい音声データ持っているから話をつけたほうがいい」と言われる。
2021年12月 Xと榊原社長が面会
Xは政界情報を取り扱っているメディア会社の社長だと名乗る。
X「いろんなメディアでこの音声を記事にするように頼まれている。」
X「自分はRIZINのファンなので、どうすればいいか相談しに来た。」
国会議員や、メディアに拡散する危険人物”事件師”も関わっていると聞かされる。
500万ほど積んでくれれば、この事件納められるよー。とXに言われ、
怖くなった榊原社長は500万渡す。
2022年3月 勢ぞろいで面会
榊原氏とX氏、仲介者の女性、RIZINの代理人弁護士、そしてY氏も同席した。
榊原「Xが名前を挙げた国会議員に直接会って話を聞いたら、そんな話知らないと言われた」
榊原「騙し取られた。脅迫だ。告訴だ。」
現在
警察に相談し、告訴の準備を進めている。
何故口止め料を渡したのか
「私には、PRIDE時代に一方的に書かれ、フジテレビにも契約を切られてつらい思いをした時のトラウマや強迫観念がすごくあるんです。それは今も全く消えずに持ち続けている。一度疑われたら、いかにシロでも完全に信じてもらうのは難しい。金を渡すことで情報をコントロールしてもらえるなら、そうしてほしいというのが率直な気持ちでした」
週刊ポスト2022年5月27日号より引用
PRIDEが反社問題で、フジテレビから打ち切られ、後に消滅した恐怖心から渡したみたいですね。
「今一番大事なことは、無事、天心VS武尊の一戦が開催され、それがテレビ中継されてファンや子供たちに夢を与えることです。もし格闘技ファンの皆さんが大会に関わることを良しとしないなら、私の役割はもう終わったと思うんで、実行委員を辞めます。それぐらい、この2人の戦いを汚したくないんです」
週刊ポスト2022年5月27日号より引用
メディアに報じられ、天心vs武尊の消滅の危機も感じ取ったようです。
フジテレビの見解
「局としてただちに榊原氏らRIZIN側に聞き取り調査を行ないました。現状では放送予定に変わりはありませんが、局内には『本当に大丈夫なのか』という声もあり、今後の行方次第ではそれも分かりません」(フジ関係者)
週刊ポスト2022年5月27日号より引用
現時点では天心vs武尊に影響はないみたいですが、今後の展開次第では地上波消滅もありえますね。
「弊社は常に放送における基準や法令・ルールの遵守を徹底しており、本件の放送にあたっても事実関係等を確認したうえで適切に判断し対応してまいります。現段階では『THE MATCH 2022』の放送予定に変更はございません。その先のRIZIN関連の放送につきましては、現在、決まっているものはございません」(企業広報部)と回答した。
週刊ポスト2022年5月27日号より引用
結果次第では、RIZIN地上波消滅の可能性もでてきました。
まとめ
問題点はY氏の存在と、Y氏の反社関係の繋がりの件で恐怖心から500万の口止め料を払ってしまったこと、になります。
榊原社長とY氏は、自身で繋がりはないと明言しています。
残り1か月で天心vs武尊が開催予定です。
私個人としては何故このタイミング…に尽きます。
二人がやっとの思いで、5年越しで対戦が実現しようとして
このような悲しい記事が出てきてしまうのでしょうか。
もう誰にも邪魔しないで欲しいですし、無事に開催されることを祈ります。
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