5月31日、「THE MATCH 2022」の地上波放送消滅に関する緊急記者会見が行われました。
K-1プロデューサーの中村拓己氏、RIZINの榊原信行氏、RISEの伊藤隆氏が登壇しました。
突然の発表で、各格闘家達も怒りの声が多数挙がっていますので、ご紹介します。
フジテレビが突如放送中止アナウンス
5月31日、フジテレビ側からの突然の放送中止の発表がありました。
もともとは「THE MATCH 2022」を2~3時間、生放送を含めての放送予定でした。
運営主催者の榊原代表も困惑し、このようなコメントを残しました。
「今日午前中に『内容証明を今から送ります。放送は中止します。やれませんでした。力及ばずです』っていうご説明をいただいて、100歩譲って放送を辞めるっていうのを決断されたのは理解する。でも、選手にも関係者にも僕らだってキチンとご案内するための時間を頂きたいというのをその場ではお伝えはしたんですけど、問答無用でそこから15分20分後にツイッター、HPにあがる。あまりにも酷すぎないですか?これだけの事を一緒に一回やるって言って、CMの枠も売って、放送枠も確保されて、先月4月の末の金光社長の定例会見では媒体価値が上がるとまで言ったイベントから撤退するんだったらもう少し丁寧な作業をしていただきたい」
内容から察するとフジテレビ側は元々凄く前向きだったが、
「なんらかの原因で突如中止した」と、思われます。
CMのスポンサーも決まり、放送枠も確保されていた状況なのに
何故一変して中止なってしまったのでしょうか…?
考えられる原因
考えられるのはやはり、先週報道された榊原代表の「反社絡み報道」でしょうか。

こちらの報道が出た後のフジテレビのコメントでは
「THE MATCH 2022」の放送予定に変更はない、と否定していました。
他にも気になる記事がありましたので抜粋します。
可能性としては6月のフジテレビの株主総会対策や、その株主総会後に新社長になる予定の港浩一氏への忖度であるなど可能性があるとのこと
バトル・ニュースより抜粋
また、怒り心頭の榊原代表もまだ諦めがついていないようで、このようなコメントも
残しました。
「お願いですけど、もう一回フジテレビさん戻ってきてほしい。僕らが抜けることが条件なら抜けます。我々が何か形を変えることで、これならフジテレビが放送することもできるよって形を、全力で一緒に作り出せるようにいかようにもしてください」
ようやく全てが決まり、あとは待つだけの状態だったので
非常に残念ですね。
今後のRIZIN地上波にも影響?
今回の騒動で、もし原因が「反社絡みの報道」であったなら
毎年フジテレビの地上波で放送されていたRIZINの大晦日地上波も消滅する
可能性もでてきました。
日本格闘技界が盛り上がってきている最中に、また低迷時代へと
逆戻りしていくのは避けたいところですね。
格闘家達のTwitter反応

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